2015年8月2日日曜日

植物と肌のバリア機能

 
 暑さも本格的になり、各地でお祭りや花火大会が開催されていますね☆
まだまだ日本の夏は終わりません。。。。暑い暑い(^^:)


 こんなシーズン、少しでも快適に過ごす暑さ対策は色々とありますが、皆さんはどんな工夫をされていますか??
暑いからといって、冷房や冷たい飲み物で体を冷やしすぎてしまっては良くありませんね。
健康を害さないような方法で、五感を刺激して涼しくなる方法もありますよ~
例えば、風鈴の音で耳を刺激してみたり、怪談話で背筋を凍らせてみたり・・・・
また、視覚的に涼しげな空間作りをすることも出来ますね。
お部屋の小物の色を変えてみるとか、みずみずしい植物を置いてみるのはどうでしょう。


 最近巷では、「デコニク」というものが流行っています。
そして、それが好きな女子を「多肉女子」と言うそうです。
何のことだか?さっぱり?分からない?
食べる肉(ミート)ではありません。
砂漠や海岸のような乾燥地帯に多く生息し、プリッとした肉厚がかわいい「多肉植物」♪
多肉植物を寄せ植えして、世界に1つだけの「デコレーション多肉植物(=デコニク)」を
作って楽しんでいる女子が多いみたいです☆
近頃は園芸店などでよく見かけますね(^^)
多肉植物は、葉や茎、根などが肥大化して水分や養分を蓄えることが出来るよう、乾燥に
耐える状態に進化した植物です。
体のほとんどは水分で出来ており、表面が「クチクラ層」というもので覆われています。
この層によって水分蒸発を防いだり、外からの水や物質の透過を調整しているそうです。
自分自身を保護する機能が備わっているのですね。


 生き物は皆、本体を守るように出来ています。
もちろん、人間にも保護する機能が備わっています。
美容的にお話しすると、「肌のバリア機能」というものです。
もっと簡潔に表現すると、「皮膚」そのものが多肉植物のクチクラ層のようなもの。
皮膚で覆われていることで様々な臓器が守られているのです。
いくつかある「「肌のバリア機能」の中に、「水分保持」と「外からの異物侵入を防ぐ」
という役割があります。
①皮膚表面の皮脂膜と、②角質細胞間脂質というものがその役割を担うのです。


   ①皮膚表面の皮脂膜
    【皮脂と汗が混ざり合って薄い膜をつくっている。天然の保湿クリーム。】
   ②角質細胞間脂質
    【角質細胞を固定するセラミドなど。細胞と細胞の間に隙間を作らない。
     角質細胞が「レンガ」だったら、角質細胞間脂質は「セメント」のようなもの。】



  バリア機能は奥が深いので、本当はもっとたくさんの役割を
 果たしてくれているのですが今回は割愛しますね(^^;)
 この「バリア機能」は、肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れる
 ことで機能低下してしまうことも(><)
 加齢、ストレス、紫外線、ライフスタイルや食生活の乱れ・・・・・
 避けては通れないたくさんの敵が、わたしたちの肌サイクルを
 乱していくのです。
 そして、大切な鎧を脱がせ戦闘不能になってしまう・・・・・
 とっても恐ろしい(⁰︻⁰)
 多肉植物だったらシワシワに萎んで、カラカラに干からび
 てしまいます。。。。。
実は最近、我が家の多肉族をそんな残酷な目に遭わせてしまいました(TT) 
ひたすら後悔、そして反省ですm(_ _)m

元気な時の多肉植物

 
 多肉には申し訳ないのですが、今回のことで再確認しました。
少しの甘えで、大切なバリア機能はどんどん薄くなるのです。
皆さんの今のお肌はどうですか??
「このぐらいで大丈夫だろう」という気持ちで、片手間なお手入れをしていませんか??
もし、いつの間にか肌ケアが終わっているというくらいの無意識のお手入れをしているのなら、少しだけ肌の体調をうかがいながら
お手入れしてみて下さい。
いつもより多く紫外線に当たってしまった時のお手入れ、
いつもよりメイクしている時間が長かった時のお手入れ、
たくさん汗をかいた時のお手入れ。
同じアイテムを使ってケアするとしても、手のタッチや使用量など、何か変化をつけて日々のお手入れをしてみてもいいかもしれません。
きっと、今よりも肌が応えてくれるはずです。
植物も話しかけながら育てるといいと聞いたことがありますが、自分の肌なら
声に出さなくても手のひらで感じ取れますね。
簡単なことのようでなかなか出来ない事ですが、心がけ1つで今日から実行可能!
皆さんも、植物と肌は枯らすことのないように!!
みずみずしく夏を乗り切りましょう(^O^)/






母の日ギフトにいかがですか?

 皆様こんにちは、ドクターベルツ下北沢店です。 夏のような暑い日が急にあると、体がまだ慣れていないことで体調を崩しやすいようです。 軽い運動やお風呂につかるという事を意識するだけで、少しは軽減されるそうですよ。 肌も夏に向かっているものの、まだまだ追いついていないことでトラブルが...