2016年4月2日土曜日

作り手の気持ちを考える

 今年もすでに4分の1を経過しました。
早いですね。。。。
日本には四季があり、季節の移り変わりを感じられる事は幸せな事です。
地域によって季節の長さは違いますが、ファッション等はだいたい東京が基準。
北国では、まだまだ春のファッションを楽しむには肌寒いでしょうか。

 少し前に、そんな北国に行く機会を頂きました。

しかも真冬の北海道。
何ヶ所か観光地に足を運びましたが、その1ヶ所が『余市』です。
お酒が好きな人と朝ドラをご覧になっていた方は、「余市と言えば!」ですよね(^^)
あの、有名な朝ドラの舞台となった『ニッカウヰスキー余市蒸溜所』です。

スチルマンが石炭をスコップで入れます
敷地内には各製造工程毎の施設があり、ウイスキーが完成するまでの流れを見学することが出来ます。
中でも『蒸溜』が行われる蒸溜棟は迫力があり、作り手さんの情熱と歴史を感じました。
数台の大きな単式蒸溜器(ポットスチル)が並び、スチルマンと呼ばれる人が石炭を炉にくべていました。
真夏ともなると汗まみれでしょうね(><)
蒸溜は2回繰り返され、上質なアルコールを取り出します。
この製法を『石炭直火蒸溜法』と言い、今でもここ余市蒸溜所だけが続けている製法だそうです。
温度調整が難しく、熟練の技が必要だそうですよ。
ものづくりにはたくさんの人たちの思いと技術が込められているのですね。




ポットスチルが並ぶ蒸溜棟




リニューアルから約1年
ドクターベルツの化粧品も、お客様に安心して使って頂くために厳しい管理のもとで作られております。
スキンケア製品の多くに、精製水ではなく蒸留水を使用しているのもこだわりです。
(一般的に化粧品には精製水を使用)
蒸留水は、医療用にも使用されるほど安全性に優れており、マイルドで親和性にも優れています。
浸透力が高いため、肌に吸いつくような質感。
特に、ローションはすべて蒸留水で作られているという事を、お客様にもよくお話し致します。
水を一旦精製してから蒸留し、さらに精度の高い精製蒸留水を作り、これがローションの原料となるのです。
なんだか、ウイスキー作りに少し似ていますね!
化粧品を作る工程にも、それぞれの作り手さんがいます。
お客様と対話したり肌に触れたりして、直接製品の受け渡しをする事が出来るのは主に私たち販売員です。
しかし、化粧品1つが完成し、お客様のお手元にお渡しするまでには様々なストーリーがあります。
色々な人たちの思いを背負った結晶が、今皆様に使って頂いている化粧品です。
その思いをキャッチしてくださっている皆様に、改めて心から感謝申しあげます。

 
 
KING OF BLENDERS

 便利な現代には、多種多様な物が揃っています。
選択肢がいくつもあると、必要な物を見極めるのも大変ですよね。
沢山の中から自分にとっての本物を選べたら、きっとそれはこの先永く愛用することとなるのだと思います。
化粧品を使うとき、食べ物をいただくとき、お洋服を着るとき、その『モノ』の背景にはどんなことがあるのか。
そんなことを創造しながら、『モノ』が有るありがたさを感じる事はとても大切な心ですね(^^)
















母の日ギフトにいかがですか?

 皆様こんにちは、ドクターベルツ下北沢店です。 夏のような暑い日が急にあると、体がまだ慣れていないことで体調を崩しやすいようです。 軽い運動やお風呂につかるという事を意識するだけで、少しは軽減されるそうですよ。 肌も夏に向かっているものの、まだまだ追いついていないことでトラブルが...