2016年2月3日水曜日

肌を思いやるということ

 先日、電車の中で耳に入ってきた会話です。

女の子:「安い食器だと何回か洗ってるとすぐに傷がつくよね」
男の子:「そうなんだ~」

女の子:「その傷に汚れがついて、結局処分しちゃった」
男の子:「そうなんだ~」

 一人暮らしをしている大学生、もしくは社会人1年生程の男女の会話でした。
会話は女の子の方がリードしている感じ。
私は心の中で男の子にエールを送っていました。
もっと話さないと女の子が退屈しちゃうから頑張れ!!・・・と。
よくよく耳をすませてみると、男の子の方が声が小さかったようです^^;
さて、その女の子は食器の傷に汚れが溜まるくらい、長い間大切に使ったのでしょうか。
しかし、会話の流れからするとそうでもなさそうでした。
うーん、なんでだろうと考えました。
おそらくですが、洗いが足りなかったとか、水で洗っていたのでは?と予想しました。
そもそも、長い期間使用していない食器に傷がつくことは、普通に使用していた場合それほどあることではないと思います。
もしかしたら、使い方や洗い方が少し乱暴だったのかもしれません。
物理的に、隙間にものが挟まったり蓄積されるのは自然なことです。
それが汚れ等の不要なものだとしたら、キレイに取り去りたくなるもの。
まずは、初めから汚れが溜まる隙間を作らないようにすることが必要でしょう。
この女の子のお話は、食器に傷がついてしまったことが事の始まりです。
どうしてもついてしまった傷があったのなら、傷に蓄積されないようにきちんと汚れを落とす必要がありました。
・・・・・・・と、帰宅しながら電車の中で考えていた、という数日前の出来事です。

 このエピソードを、わたしたちの肌に置き換えてお話することも出来ます。
皆さんは、普段の洗顔をどのように意識していますか?
支度に追われる朝の洗顔、寒い冬の洗顔をおろそかにしてはいないでしょうか。
短時間で済ませようとするあまり、泡立てが十分でなかったり力任せに洗っているかも・・・
そうした毎日のNG行動が、お肌のキメや毛穴に蓄積されているかもしれません(><)

 まず初めに、「冬の洗顔は夏より軽めで良い」と思っている方が多いようです。
確かに、夏と冬ではお肌の状態は違います。
気温や湿度の季節変化によって、肌悩みも変わりますね。
しかし、季節毎に肌機能のズレは出ても、肌の構造が変わるわけではありません。
汗をかく、皮脂を分泌する、新陳代謝を繰り返す。
季節差や個人差はあるものの、お肌は休まず働いています。
ですから、毎日お肌を清潔にすることは基本中の基本です!
また、間違った洗顔の仕方で毛穴を目立たせてしまうことも・・・
ゴシゴシと力を入れて洗ってしまうと、お肌に余計な摩擦がかかってしまいます。
そうすると肌の保護膜を破壊し、自己防衛反応で皮脂腺が発達するのです。
「もっと壁を厚くしなきゃ~」という働き者の肌は、皮脂をたくさんつくって保護膜の壁を強化するように働き出します。
するとどうでしょう。
皮脂が多く分泌されることで毛穴が広がり、毛穴が目立ちます(><)
それだけではなく、傷つけられた保護膜は薄くなり水分が蒸発!
乾燥した肌はターンオーバーが正常に行われず、古い角質が毛穴を塞いでしまいます。
皮脂や角質の溜まった毛穴は、酸化によって黒ずんで見えてしまうのです。
食器の傷に汚れが溜まるように、肌も優しく扱わないと汚れを溜めやすくなります(⁰︻⁰)

 ここで、洗顔のポイントをお伝えしますね!
このポイントを抑えていれば、効率的に洗顔が出来ます(^^)
冬に限らず是非参考にしてみてください♪

  ①しっかりと泡立てる(摩擦軽減)
   泡のクッションを肌と手の平の間に挟むようにして洗う。

  ②お湯の温度(熱いと水分蒸発、冷たいと洗浄不足)
   35、36℃位を目安にする。

  ③洗う順番
   汚れが溜まりやすいTゾーンから洗い、乾燥しやすい目元などは最後に洗う。

 この中でも最も重要なのは、①の泡立てかもしれません。
そして、なかなか出来ていない人が多いようです。
イメージとしては、だいたいレモン1個分の泡の塊をつくります。
フォームタイプであれば、チューブから2㎝程の洗顔料を目安に使用してください。
その泡を転がすようにすると、負担を掛けずに汚れをオフすることが出来ます。
手の平だけでつくるのは意外と難しいので、泡立てネットの使用もオススメ。
固形ソープだったらネットで包みシャカシャカ、フォームだったら2㎝出してシャカシャカ♪
短時間でモコモコのつぶれない泡が完成します(^^)



 
 いかがでしょうか。
ご自身の普段の洗顔風景を思い出してみてください。
ご自身の肌を思いやって洗っていますか?
あなたがどんなに肌を雑にしても、肌は毎日働いてくれます。
せっせと働く肌を、気付かないうちに傷つけているかもしれません。
今一度、お肌に対する行動を見直してみてはいかがでしょうか。
どんな時もお肌を思いやることをお忘れなく!!




 

 
  

 



2016年1月5日火曜日

あけましておめでとうございます
⊂(〃'⊥'〃)⊃

謹賀新年

  ,゜.:。+゜,゜.:。+゜,゜.:。+゜,゜.:。+゜,゜.:。+゜,゜.:。+゜,゜.:。+゜,゜.:。
昨年中は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も皆様のご期待に添うべく、一層のサービス向上を目指しますので、今後ともよろしくお願い致します。
  ,゜.:。+゜,゜.:。+゜,゜.:。+゜,゜.:。+゜,゜.:。+゜,゜.:。+゜,゜.:。+゜,゜.:。


 皆様、年末年始はどのように過ごされましたでしょうか。
毎年、「1年あっという間だったな~」と感じ、年明けには新年のご挨拶を交わして・・・
1年で最もせわしない時期ですね(><)
里帰りなどで久しぶりに家族に会い、なかなか会わない親戚と顔を合わせる事が多い時期でもあります。
親戚とはいえ、普段からあまり会うことのない人に会うというのは緊張するものです(><)
また、お盆やお正月は級友たちとの同窓会も増えますね。
憧れていたクラスメイトに再会するともなると、いつもよりメイクにも気合いが入ります
(✿>‿<)

 先日、お客様から貴重なお話を聞くことがありました。
「同級生は怖い」そうです(^^;)
健康の事やファッション、美容の事などをお互い話すそうです。
情報交換の場でもありますが、気を抜くことが出来ませんよね。
そのお客様は常に素敵にされていて、女性としてお手本にさせて頂きたい方です。
きっと、周りのご友人はそのお客様に憧れているのだろうなぁと思いました(^^)
そして、女性は常に周りを意識し、刺激し合っていると綺麗になれるのだと思います。
時には、ライバル意識も自分を磨くエッセンスになるのかもしれませんね。

 ライバルは同性の場合が多いですが、違った角度で意識するのが異性からの目。
男性が女性のメイクでチェックしているのはどこだと思いますか?
大きく分けて「ベースメイク」が75%、「ポイントメイク」が25%だそうです。
意外な結果ではないでしょうか。
どんなにアイメイクがバッチリでも、ベースが綺麗に仕上がっていないとダメという事です。
お肌のお手入れや体調次第で、ベースメイクには差が出てしまうもの・・・
男性の意見は厳しい(><)

 ということで、男性の目線や同性のお友達からチェックが入っても、ドキッとしてしまう事のないようなベースメイクのコツをお教え致します!!
まず、「程よくすっぴん感のある、艶やか肌」をイメージしてください。
べったり厚塗りはあまり印象がよくありませんよね。
そして、ケアが十分でないと自然なツヤが生まれません。
ファンデーションを塗る前の下地づくりも、とても重要となります。
また、お肌タイプや季節、仕上がりの好みでファンデーションのタイプを選びましょう。

 ドクターベルツのファンデーションは、選べる2タイプをご用意しております。
テカりやすい、ナチュラルメイクがお好み、時短メイクをしたいという方には、【シャルコム パウダーファンデーション】がおすすめです☆
乾燥が気になる、艶が欲しい、部分的にしっかりカバーしたい方には、【ビュー エッセンスヌードファンデ】がおすすめです☆
それぞれ違った特長はありますが、どちらもスキンケア発想でつくられたファンデーション。
更に、お肌にしっかりフィットし持ちを良くする下地もご用意しております(^^)
タイプとカラーはお肌に合わせてお選び致しますので、お気軽におたずねくださいませ!




 「崩れるから初めからファンデーションは塗らない」、という言葉をたまに耳にします。
気持ちはとても分かりますが、ベースメイクも外気から肌を守る手段です。
そして、うるおいを逃がさず冬の乾燥から肌を守ってくれるのもファンデーション。
素肌美人にみせてくれるファンデーションを使って、一年中誰に見られても恥ずかしくないメイクをしたいですね!






2015年12月1日火曜日

唇ケアは大切な身だしなみ

 皆さん、突然ですが、お顔の中で初めてケアをした部分はどこでしょうか。
そして、初めて使ったスキンケアは?
お手入れの意識をし始めた年齢もきっかけも、ひとそれぞれですよね。
ニキビができはじめた思春期をきっかけに、アクネケア系の洗顔や化粧水を使ったり、お母さんの化粧品をこっそり拝借したり。。。。
だいたいそういった感じでしょうか。
今では様々な情報がすぐに手に入り、肌のお手入れを意識し始める年齢も若年化していることでしょう。
話は戻りますが、意識してスキンケアに目覚める前に、学校の友達もみんな『リップクリーム』を必ずポケットに入れていませんでしたか?
休憩時間の度にグリグリ塗っていた記憶があります(^^)
そして、大人になってからもほとんどの方が1つは持っているのではないでしょうか。
自宅用、ポーチの中、オフィス用と、様々使い分けている方も多いようですね。

 こんなにもユーザーの多いアイテムですから、種類も豊富です。
そして、それだけ唇のトラブルを抱えている方が多く、トラブルにも個人差があります。
それはいったい何故でしょう。

 唇のトラブルでまず思い浮かぶのが、『乾燥』。
ガサガサ唇はひどいと皮がめくれて、無理矢理剥がすと出血してしまいます。
唇の皮膚は、お顔の皮膚構造と少し違うことはご存じでしょうか。
一番上から表皮・真皮・皮下組織という、3層構造をしているのは唇も同じです。
しかし、表皮の一番上にある角層がとても薄いつくりをしています。
唇が赤いのは、真皮層の毛細血管が光の反射で透けて見えるからです。
そんな薄い構造でありながら、更に、皮膚を保護するのに大切な皮脂膜がないのです。
唇の表面は内部を守るものがほとんど無い状態(><)
うるおい保持力が弱く乾燥してガサガサになり、外からの様々な刺激にも敏感になります。

 このように、唇は実はとても繊細でケアを怠ってはいけない部分。
多種多様にあふれているリップケアアイテムですが、自分に合うものを見極めずに使用してトラブルになることもあります。
もしかしたら、その他のスキンケア以上に慎重に選択する必要があるかもしれません。
敏感肌ではないけれど、唇だけ刺激に弱いという方はいらっしゃいませんか?

 そんなセンシティブな部分には、ドクターベルツのリップケアアイテム、『リップセイバア』をおすすめいたします!
抗炎症作用、抗アレルギー作用があり、お肌にやさしいエモリエント成分を含んでいます。
皮膚への浸透性が高く、それでいてソフトでさっぱりとしたつけ心地です。
軽いつけ心地のため、口紅の下地としてもおすすめ(✿^‿^)ノ
唇に直接カラーをのせることに抵抗がある方にも、是非試してみて頂きたいです。
また、おやすみ前にひと塗りするだけで翌朝の唇の調子もgood♪
一晩中、保湿力が持続します。


リップ セイバア EX  1,620円 (税込)

 トラブルを起こしやすい分改善もしやすいので、「どうせ冬だし、乾燥するからガサガサは仕方ない」、なんて腹をくくってはいけません!
唇の皮膚のターンオーバーは、数日で繰り返されます(その他の皮膚は約1ヶ月)。
しっかりケアすれば、数日でぷるるんリップにリセットできます!
女性も男性も、細かい部分に気を使える方って素敵ですよね(^^)
綺麗な洋服で着飾って、メイクもヘアーもばっちりにしていても、よくよく見たら唇がガサガサの荒れ放題・・・
素敵な女性とは言えないでしょう
(´A`*) 
乾燥がひどくなる前に先手必勝、唇のお手入れを見直してみませんか?
お気に入りのリップカラーも素敵に決まるはずです☆


















2015年11月1日日曜日

季節の変わり目の落とし穴

 夏が終わったかと思えばあっという間に秋も深まり、過ごしやすい季節になりました。
今年の11月の気温は平年よりも高い日が多く、秋を長く感じられそうです。
クローゼットの中の引き出しを開けると、まだ夏物が顔を出してくる(^_^;)・・・
・・・そんな方もいるかもしれませんが、もう年末が近づいていますよ!


 季節は秋から冬へと変わろうとしています。
この時期は、日本列島を高気圧と低気圧が交互に通過し、寒暖を繰り返しながら
初冬へと向かっていきます。
そのため、冬型の気圧配置が見られるようになっても長続きせず、移動性高気圧に
覆われると日中は暖かくなるのです。
春のような穏やかな気候になるため、「小春日和」と呼ばれます☀
しかし、夜は冷え込むことが多くなるので、朝・昼・夜の寒暖差が出てくるのがこの時期の
特徴です。
また、「昨日は暖かかったのに今日は寒い」というように、日によっての気温差も感じる
ことがありますね。
着る物に困る時期です(=_=)


 そうした気候の変動を繰り返していくうちに、わたしたちの体も忙しく動いています。
しかし、乱高下する気温になんとかついていこうと頑張るものの、体はそう簡単に上手く
順応することが出来ません。
そうすると「自律神経」が乱れてしまい、様々な体調不良を引き起こしてしまいます。
頭痛やめまい、ひどい倦怠感に襲われることもあるようです。
そして、自律神経の乱れは体温調整(発汗調整)の機能も乱してしまうので、うまく汗を
出すことが出来なかったり、逆に無駄に汗をかくようになったりします。
お肌は水分・油分のバランスが崩れ、乾燥・ニキビなどのトラブルに悩まされることにも
なってしまいます。
また、バリア機能の低下で普段よりも少し敏感になってしまうことも(>_<)


 ここで重要なのは、【自律神経を整える】ことです。
質の良い睡眠をとる、ストレスをため込まない、湯船に浸かってしっかり疲れをとるなど、
様々な方法があります。
逆に、睡眠不足で疲れをため込んだり、毎日イライラしていると良くありません。
また、自律神経と女性ホルモンには深い関わりがあり、上記の事や加齢などで女性
ホルモンが乱れると自律神経も乱れるのです。


 ドクターベルツでは、そんな女性の強い味方「タプリスシリーズ」をご用意しております!
ホルモンバランスを調整してくれるダイズイソフラボン成分と、さらに、ダイズイソフラボン
の40倍の効果が期待出来る【プエラリアミリフィカ】を配合したスキンケアラインです。
【プエラリアミリフィカ】はマメ科のイモから抽出したエキスで、原産国のタイやミャンマー
では別名「美の秘宝」として珍重されてきたそうです。
そのくらい女性の美をサポートする力を秘めており、お肌の若返り効果が期待出来ます。!



タプリスシリーズ 各種 5,184円~11,880円(税込)
 
 
 秋から冬への移り変わりに乗り遅れてしまわないよう、プエラリアミリフィカに頼って
みてはいかがですか?
今回ご紹介した効果以外にも、たくさんの美肌効果がございます。
ご自宅でのお手入れの前にお肌で実感して頂けるよう、タプリスアイテムを使っての
フェイシャルコースもご用意しておりますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせ
くださいませ(^^)/





2015年10月3日土曜日

肌の巡り

 10月に入り、すっかり秋らしい気候になりましたね。
1年で一番心地の良い季節です。
季節の移り変わりを感じながら、短い秋を楽しみましょう☆


 秋の楽しみといえば、皆さんはどんなことを思い浮かべますか?
スポーツや読書、芸術鑑賞などと何かに没頭する良い時期です。
秋を理由に食欲旺盛になってしまうことも・・・・
そしたらスポーツの秋ということで、運動したら良いでしょうかね(^^;)


 また、日本の秋といえば『紅葉』もありますね。
紅葉する木は『落葉樹』と言われ、サクラ、イチョウ、カエデなどの葉の落ちる木が
それにあたります。
それらの木は、秋になると気温が下がり、糖分や水分の供給を止めてしまいます。
そうすると、葉緑素が壊れカロチノイドという黄色い色素が
大収穫の銀杏(9月末)
浮き出て見え、イチョウなどのように黄色く色づくのです。
葉の中に残った糖分によって、アントシアニンという赤い
色素が出来てくるとカエデのような赤に色づきます。
そうして、栄養供給を絶たれた葉っぱは枝から落ちて
いくのです。
葉は、光合成の他に、根から吸い上げた水分を気孔から
蒸発させる働きをします。
寒さが厳しく水分を十分に吸収出来ない冬は、木が水分
不足で枯れてしまわないように葉は役目を終えて散って
いきます。
何だか儚いですね。。。。。


 このように、樹木は生命の巡りを分かっているから、毎年葉や実を実らせては落葉
することを繰り返しているのです。
もちろん、生き物としてわたしたちにも巡る周期はあります。
しかし、季節に順応する努力を意識しなければ、たちまち枯れ木のようなお肌になって
しまいますよ(+_+)


 『角質肥厚』。
このワードを知らない方でも、漢字を見れば想像がつくと思いますが・・・
角質が厚くなった、非常にお手入れの必要なお肌状態のことです。
巡る周期と季節の移り変わりに乗り遅れてしまうと、たちまちこの状態に陥ってしまい
ます。
原因は様々で、1つの原因が更に枝分かれして細分化されるほど、とても複雑です。
中でも今回の話に関係してくるのが


    ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
     ①ターンオーバーの遅れ
     ②紫外線
     ③乾燥
    ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


 ①に関しては、年齢や体調によって左右されるので、お手入れと同じくらいライフスタイル
も関与してきます。
なかなか難しいことですが、年齢・肌タイプに合ったお手入れと生活習慣の見直しをする
ことが大切です。
②の紫外線、こちらは先月もお話しさせて頂いたように、紫外線ダメージは今頃になって
深刻な問題となることがあります。
季節を後追いしてしまうわたしたちのお肌は、夏の間に紫外線から肌内部を守ろうとして
表面を厚い壁で覆おうとするのです。
その厚い壁がなかなか剥がれず、肌の表面でミルフィーユのように層を作ってしまい
ます。
③も②と同じような仕組みです。
空気が乾燥する季節は水分を逃がさないように壁が厚くなり、更には皮脂でも補おうと
してベタつきとゴワつきのダブルパンチです。
そして、不要なミルフィーユ層で水分補給を阻害されインナードライ状態(T。T)
乾燥地獄にはまってしまいます・・・・


 では、どうしたらお肌の巡りを良好に出来るのかというと、やはり血行を良くすることが
リバウンドをせずに角質肥厚を改善する良い方法!
わたしたちの体は、気温が下がってくると脳や心臓を守ろうとしてその部分に血流が
集中し、手足や皮膚などの末端にはなかなか血流が届きません(血行不良も角質肥厚
の大きな要因)。
生命維持に必要な体の仕組みではありますが、血行不良のお肌はくすんで見えがち。
角質肥厚で余計に透明感は失われます。
そのような巡りの滞ってしまったお肌は、ちょっとした運動をしましょう!
そこでご紹介したいのが、【アクアソフト マッサージジェル】★
毎日1分、続ける自信がなければ1日おきにしてもいいです。
時間がなければ30秒でも良いので、簡単マッサージはいかがでしょうか(^^)/
肌の血流が復活すると、毛細血管が栄養供給を頑張ってくれます!
そして、新しい細胞が作られ肌表面の不要な角質を押し上げてくれます。
ミルフィーユの壁は徐々に剥がれ落ち、順番待ちをしていた新しい細胞がピカピカの
新人肌として表面で輝くはずです☆


アクアソフト マッサージジェル  100g 3,240円


 日本は四季を感じられ、季節毎に色々なことを楽しむことが出来ます。
その季節の気温や湿度に合わせて暮らしていくには、生活スタイルを季節に合わせて
変えていく必要があります。
お肌のお手入れも、その変えていかなければならないことの1つとして捉えてみて
ください。
赤や黄色に色づいた木々はなるべく長く楽しみたいですが、角質肥厚のゴワつきくすみ
肌とは早めにサヨナラしたいですね!!
季節の変化においていかれないよう、そして体調を崩さぬよう日々お過ごしください。


 
 




2015年9月2日水曜日

秋バテ解消月間

 9月になり、溶けてしまいそうな猛暑からやっと解放されましたね。
今年は猛暑日の連続日数を更新してしまうほどの、「記録」と「記憶」に残る夏でした。
下北沢の街でも、冷たい物を口にしながら歩く人をよく見かけました。
そして皆さん口々に、「暑いー」を連呼。
口癖のように1日何度も言っていたような気がします^^;)

 季節は秋へと変化して来ておりますが、夏の色々なダメージが蓄積されて表に姿を
現すのはそろそろかもしれません。
気温や湿度も落ち着き、ふっと気を抜いた途端に体調を崩したり、何だか疲れが抜け
ないなぁ・・・という体調ではありませんか?
そんな遅めの夏バテのような状態を、「秋バテ」と呼ぶそうです。
クーラーの設定温度を真夏のままにして過ごしていたり、冷たい物を相変わらずとり
続けたり、真夏の生活スタイルを引きずっていることが大きな原因だそうです。
確かに、少し季節が変化したからといってすぐには切り替えられないこともありますね。
少しずつ、秋への身支度を整えていけばいいのです(^^)

 そんな時のとっておきのアイテム☆
というかドリンク♪甘酒です♪
聞いたことがある方も多いと思いますが、昔から甘酒は「飲む点滴」と言われていました。
甘酒に含まれる栄養価が、点滴の成分とほぼ同じだからです。
疲労回復効果バツグン!
昔は、夏バテ対策として冷やした甘酒を飲んでいたみたいですよ。
甘酒には「米麹の甘酒」と「酒粕の甘酒」があり、アルコールを含まず砂糖を使用しない
「米麹の甘酒」の方が、より体にいいそうです。
その甘酒の麹にはコウジ酸が含まれており、メラニンを抑制する効果があります。
また、頭皮を若返らせ美しい髪をつくる効果も。
それだけではありません!
甘酒に含まれる酵素は体をサビさせる原因と戦ってくれるので、アンチエイジング効果も
期待出来ますね。
また、食物繊維やオリゴ糖が腸内環境を整えてくれるので秋バテ胃腸にもってこい!
便秘は美肌の大敵ですから(;´Д`)
こだわり食品を集めているようなお店などでも購入出来ますし、インターネットなどで検索
すると、自家製甘酒の作り方も掲載されています。
是非参考にしてみてください♪

 内側からは飲む点滴で秋バテ解消、そして外側からも攻めていきましょう!!
9月は夏の疲れを引きずらないように、秋バテ解消月間にしてみませんか??
バテバテのお肌には、何と言っても水分が必要です。
しかも、夏のダメージが蓄積しているわけですから、いつもの化粧水ではなく美白効果の
あるものがオススメです☆
「いつものじゃないと乾燥しそうで心配だわ」と言う方は、いつもの化粧水の前に美白
アイテムを導入するのもいいですね。
先に美白成分で肌を鎮静させることで、その後の保湿もしっかり出来るのです。
もちろん、ベルツの美白アイテムは保湿もしっかり出来るのでご安心ください(^^)


左) 薬用ホワイトソリューション 120ml 4,536円
中央) リプレニッシュエッセンスC10 20ml 4,104円



 薬用ホワイトソリューション
  毎日のお手入れで気軽に美白を取り入れたいという方や、化粧水はさらっとした感触が
 お好みという方にオススメです!

 ☆リプレニッシュエッセンスC10
  美白のお手入れと同時に毛穴の開きをどうにかしたいという方や、化粧水の浸透が
 いまいちと感じている方にオススメです!

                  ※詳しい内容は店頭・お電話にてお問い合わせくださいませ。


 お肌は季節を後追いします。
何度も言いますが、夏のダメージはこれから一気に肌表面に現れてきます。
と同時に、秋へと移り変わる気候の変化に少しずつ順応できる肌づくりも必要。
9月は、お手入れで最も忙しい時期かもしれませんね(><)
特に今年は一気に暑くなり、気づいたら1枚上着を羽織っていたというめまぐるしい数ヶ月
でした。
去年より気合いを入れて、お肌の衣替えをしなくてはなりません・・・
少しずつ少しずつ、無理のないペースで変えていきましょう(^○^)
そんなお肌の衣替えのお手伝いをさせて頂きますので、お気軽にご相談くださいませ!
    
      ~~~皆様のご来店・ご注文を心よりお待ち申し上げております~~~



 

2015年8月2日日曜日

植物と肌のバリア機能

 
 暑さも本格的になり、各地でお祭りや花火大会が開催されていますね☆
まだまだ日本の夏は終わりません。。。。暑い暑い(^^:)


 こんなシーズン、少しでも快適に過ごす暑さ対策は色々とありますが、皆さんはどんな工夫をされていますか??
暑いからといって、冷房や冷たい飲み物で体を冷やしすぎてしまっては良くありませんね。
健康を害さないような方法で、五感を刺激して涼しくなる方法もありますよ~
例えば、風鈴の音で耳を刺激してみたり、怪談話で背筋を凍らせてみたり・・・・
また、視覚的に涼しげな空間作りをすることも出来ますね。
お部屋の小物の色を変えてみるとか、みずみずしい植物を置いてみるのはどうでしょう。


 最近巷では、「デコニク」というものが流行っています。
そして、それが好きな女子を「多肉女子」と言うそうです。
何のことだか?さっぱり?分からない?
食べる肉(ミート)ではありません。
砂漠や海岸のような乾燥地帯に多く生息し、プリッとした肉厚がかわいい「多肉植物」♪
多肉植物を寄せ植えして、世界に1つだけの「デコレーション多肉植物(=デコニク)」を
作って楽しんでいる女子が多いみたいです☆
近頃は園芸店などでよく見かけますね(^^)
多肉植物は、葉や茎、根などが肥大化して水分や養分を蓄えることが出来るよう、乾燥に
耐える状態に進化した植物です。
体のほとんどは水分で出来ており、表面が「クチクラ層」というもので覆われています。
この層によって水分蒸発を防いだり、外からの水や物質の透過を調整しているそうです。
自分自身を保護する機能が備わっているのですね。


 生き物は皆、本体を守るように出来ています。
もちろん、人間にも保護する機能が備わっています。
美容的にお話しすると、「肌のバリア機能」というものです。
もっと簡潔に表現すると、「皮膚」そのものが多肉植物のクチクラ層のようなもの。
皮膚で覆われていることで様々な臓器が守られているのです。
いくつかある「「肌のバリア機能」の中に、「水分保持」と「外からの異物侵入を防ぐ」
という役割があります。
①皮膚表面の皮脂膜と、②角質細胞間脂質というものがその役割を担うのです。


   ①皮膚表面の皮脂膜
    【皮脂と汗が混ざり合って薄い膜をつくっている。天然の保湿クリーム。】
   ②角質細胞間脂質
    【角質細胞を固定するセラミドなど。細胞と細胞の間に隙間を作らない。
     角質細胞が「レンガ」だったら、角質細胞間脂質は「セメント」のようなもの。】



  バリア機能は奥が深いので、本当はもっとたくさんの役割を
 果たしてくれているのですが今回は割愛しますね(^^;)
 この「バリア機能」は、肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れる
 ことで機能低下してしまうことも(><)
 加齢、ストレス、紫外線、ライフスタイルや食生活の乱れ・・・・・
 避けては通れないたくさんの敵が、わたしたちの肌サイクルを
 乱していくのです。
 そして、大切な鎧を脱がせ戦闘不能になってしまう・・・・・
 とっても恐ろしい(⁰︻⁰)
 多肉植物だったらシワシワに萎んで、カラカラに干からび
 てしまいます。。。。。
実は最近、我が家の多肉族をそんな残酷な目に遭わせてしまいました(TT) 
ひたすら後悔、そして反省ですm(_ _)m

元気な時の多肉植物

 
 多肉には申し訳ないのですが、今回のことで再確認しました。
少しの甘えで、大切なバリア機能はどんどん薄くなるのです。
皆さんの今のお肌はどうですか??
「このぐらいで大丈夫だろう」という気持ちで、片手間なお手入れをしていませんか??
もし、いつの間にか肌ケアが終わっているというくらいの無意識のお手入れをしているのなら、少しだけ肌の体調をうかがいながら
お手入れしてみて下さい。
いつもより多く紫外線に当たってしまった時のお手入れ、
いつもよりメイクしている時間が長かった時のお手入れ、
たくさん汗をかいた時のお手入れ。
同じアイテムを使ってケアするとしても、手のタッチや使用量など、何か変化をつけて日々のお手入れをしてみてもいいかもしれません。
きっと、今よりも肌が応えてくれるはずです。
植物も話しかけながら育てるといいと聞いたことがありますが、自分の肌なら
声に出さなくても手のひらで感じ取れますね。
簡単なことのようでなかなか出来ない事ですが、心がけ1つで今日から実行可能!
皆さんも、植物と肌は枯らすことのないように!!
みずみずしく夏を乗り切りましょう(^O^)/






母の日ギフトにいかがですか?

 皆様こんにちは、ドクターベルツ下北沢店です。 夏のような暑い日が急にあると、体がまだ慣れていないことで体調を崩しやすいようです。 軽い運動やお風呂につかるという事を意識するだけで、少しは軽減されるそうですよ。 肌も夏に向かっているものの、まだまだ追いついていないことでトラブルが...